Tradition

  デルフト焼の伝統と飾り方

誕生絵皿や結婚祝いの絵皿は、欧米では、壁掛けにする人が多いですが、家族の写真と共にテーブルや棚の上に飾る人もいます。

私の兄弟や親戚は、居間やダイニング、書斎、廊下などに記念絵皿を家族の歴史として何枚か壁掛けにしています。居間やダイニングにあるガラス張りの食器棚に入れる人もいます。

アメリカに住む妹の家の2階廊下の壁には、結婚祝いの絵皿と2人の子供の誕生絵皿が飾ってあります。オランダに住んでいる叔母の家のリビングの壁には、1917年に結婚した叔母の両親の結婚祝いの絵皿がさりげなく飾られています。

長年忘れていましたが、私の誕生絵皿も存在しています。数年前に両親の家の屋根裏部屋でたまたま見つけました。自分の誕生が誰かに記念されたことは、やはりとても嬉しいことです。弊社の「新柄」の元になっています。

西洋では、絵皿を壁掛けすることが一般的ですので、そのためのワイヤーが裏に付いています。タイルも、壁に掛けるためのフックが付いてきます。オプションの木枠にも、壁掛け用の器具が付いています。

日本では、テーブルなどの上に飾る方が多いようですので、透明の「ミニ額縁スタンド」などのスタンドを100円程度でダイソウなどで購入することができます。サイズの目安は下の表のようになります。

 
製品の種類 目安「ミニ額縁スタンド」のサイズ
16cm 絵皿 4号 17cm 〜 20cm
21cm 絵皿 5号 21cm 〜 23cm
25cm 絵皿 6号 24cm 〜 28cm(28cm 絵皿は未確認)
15cm タイル 4号 17cm 〜 20cm
15cm タイル 木枠入り 5号 21cm 〜 23cm